翻訳機アイユー(IU)はマクアケというクラウドファンディングで公開され、製品化を目指している翻訳機です。
この記事を書いている現在はまだ製品化はされていないようですが、マクアケというクラウドファンディングでは53,773,500円が集まり、現在製品化に取り組んでいるようです。
アイユー(IU)は台湾人の方が開発した翻訳機です。
台湾人のLee Chen Hanさんが開発しました。なぜこの翻訳機を作ったかというと彼は幼少期に日本のアニメで登場する翻訳アイテムに心を動かされて「こんな道具を作ってみたい」ということでアイユー(IU)を作ったようです。
IUの開発者である Lee Chen Han は、製品を発明するにあたり、幼き日に見た日本のアニメに登場する翻訳アイテムからインスピレーションを得ました。
マクアケより引用
「幼き日に見た日本のアニメに登場する翻訳アイテム」これはつまりドラえもんの翻訳こんにゃくですね(笑)
翻訳こんにゃくはドラえもんの道具に中で地味な部類に入ると思いますが、この道具はドラえもんたちの危機を救った大事な道具でもあります。ですので多くの少年少女の心に残る道具になっていることは間違いありません。
台湾に住むLee Chen Hanさんにもその凄さが響いていたようです。
さてそんなアイユー(IU)ですが、翻訳機として実際に使えるか検証していきたいと思います。
アイユー(IU)の概要
商品名 | アイユー(IU) |
開発者 | Lee Chen Han |
できること | 旅行・観光 |
翻訳方向 | 双方音声翻訳 |
翻訳精度 | 不明 |
長文翻訳 | 不明 |
対応言語 | 20言語 |
インターネット接続 | ネット接続必要 |
専用スマホアプリ | アカウント登録必要 |
価格 | 19,440円(税込み) |
アイユー(IU)は小さな箱型の翻訳機ですが、この翻訳機だけでは使えません。スマホと連動することで使うことができます。
アイユー(IU)専用のスマホアプリがあるためそれをダウンロードして新規アカウント登録して使います。
アイユー(IU)はアイユー(IU)本体とスマホがないと使えない翻訳機となります。
アイユー(IU)は20言語に対応
アイユー(IU)の対応言語は以下のようになっています。
対応言語:アラビア語 / ギリシャ語 / デンマーク語 / フランス語 / ドイツ語 / 韓国語 / インドネシア語 / 中国語 / イタリア語 / 英語 / 日本語 / ベトナム語 / ロシア語 / スペイン語 / スウェーデン語 / ヒンディー語 / タイ語 / ポルトガル語 / 広東語 / トルコ語
主要な言語は翻訳できます。20言語も翻訳できれば海外旅行も問題なく行けるでしょう。
翻訳機でもっとも性能が良いポケトークは63言語に対応しているのでポケトークと比べると少ないですが、アイユー(IU)はまずまずといった感じですね。
アイユー(IU)はまだ試験段階
アイユー(IU)はマクアケというクラウドファンディングで支援者を募集したばかりの商品です。ですのでまだ一般発売されていない翻訳機ですし、翻訳精度が高いのか不明なところがあります。
しかし、支援者は多数おり53,773,500円もの金額を集めるほど多くの人の注目を浴びているので、期待できる翻訳機であることは間違いありません。
現在はまだ一般販売されていないので購入することができませんが、購入されたらお試しに購入してみても良いかもしれません。
一般販売価格は19,440円(税込み)とのことです。翻訳機イリーとほぼ同じ金額です。イリーは3言語のみ対応ですし一方翻訳しかできないので、イリーを購入するのだったらアイユー(IU)を購入しても良いかもしれませんね。
ただ、アイユー(IU)を購入するのだったらもっと高性能で大手企業ソースネクストが販売しているポケトーク(24800円〜)を購入した方が良いと思います。
アイユー(IU)はまだ試験段階ですし、販売会社も小さな会社です。製品の不具合も考えられますし、サポートもちゃんと行き届くか心配なところがあります。
それであれば大手企業であるソースネクストが販売している翻訳機「ポケトーク」を購入した方が購入後も安心でしょう。
ポケトークは翻訳精度が非常に高く、保証もワイド保証にすると3年間保証になりますし水没・落下破損も保証してくれます。サポートデスクもあるので購入後も安心です。
個人的にはアイユー(IU)よりポケトークをオススメします。
アイユー(IU)を購入する方は翻訳機としても性能で買うのではなく、若い起業家を応援したいという想いで購入されるのが良いかと思います。
本当に翻訳機として使いたいのであればポケトークを購入することをオススメします。
ポケトークについてはこちらの記事で詳しく書いたのでご覧ください。